ケアンズ5日目 

朝◇ ホテルのビュッフェ
    ☆パンケーキ、トースト、ベーコン、ソーセージ、果物など、コーヒー、ミルク
昼◇ ホテルのプールサイド
    ☆タンドリーチキンサンド、BLTサンド、ビール
夜◇ Nautilus Restaurant
    ☆生牡蠣、エビ春雨包み揚げ?、マッドクラブ、オージービーフステーキ、グラスシャンパン、デザート
モスマン渓谷
朝8時半ごろプールサイドに面したレストランでビュッフェスタイルの朝食。なあぽんとパパのためにパンケーキと食パンをトーストする。この「自動送りトースト器」なるものの速度ののろいこと。さすがのオーストラリア人もイライラしていた。
果物はなにやら珍しいものがあったけど、ちょっと酸っぱくてあまりおいしいものではなかった。

朝食を済ませ、車でポートダグラスから北西へ行ったモスマン渓谷へ行くことにした。
モスマン渓谷へは車で30分ほど走るとすぐに到着した。
熱帯雨林をぬって小道を川の方へ下りてみる。しばらく歩くと、ガイドブックにも写真が出ている川原に出た。(写真→)
1組のカップルが水着で泳ごうとしている。「Chilly?(冷たい?)」と声をかけると、「Freezing!!!」という答えが返ってきた。
それでも男性のほうは果敢に水の中に飛び込んで泳いでいた。女性のほうはしばらく腰まで水につかって震えていたけど、そのうち意を決したように飛び込んだ。

せっかく水着を持ってきたので、パパとなあぽんも川に入ることに。冷たいのにご苦労様。もちろん泳ぎはしなかったけど、パパとなあぽんは腰の辺りまで浸かっていた。(←写真:パパのお腹はカット)

あとから次々に観光客がやってきて、水に入っていったり、眺めるだけだったり。
ちょっと年増のカップルがやってきて、おじさんのほうが上のシャツを脱いで、半ズボンで水の中に飛び込んだ。奥さんにもしきりに入るように勧めている。もちろん奥さんは断固拒否。首を横に振り続ける奥さんに、「僕といっしょに入るのと、アタックして無理に入れるのとどちらがいい?」と迫っていた。そこまでしつこくしなくても・・・(唖然)

デインツリー川
水遊びのあとはさらに北のほうへドライブ。途中ガソリンスタンドで給油し、お店で地図と日焼け止めを購入。なあぽんはメントスを買った。
しばらく走ると、デインツリー川のフェリー乗り場までやってきた。乗り場には遊覧船ツアーがあって、クルーズしながら熱帯雨林の鳥やワニを見ることができる。
また、フェリーで川を渡るとデインツリー国立公園や、ケープ・トリビューションというリゾートへ行ける。フェリーは16ドル。ところが現金がほとんどなくて、カードも受け付けないので、川を渡るのは断念しホテルまで引き返した。

ホテル
ホテルに着いてすぐにプールサイドへ。なあぽんはプールサイドで眠ってしまった。その間私たちはちょっと遅めのランチ。サンドイッチにビールをオーダー。プールサイドの寝椅子に寝そべりながらビールをちびりちびり。あ〜、最高!
しばらくそうやってプールサイドでだらだら過ごし、なあぽんが起きたのでビーチへ。
パパはビーチで寝そべり、なあぽんと私は砂で山を作ったりトンネルを掘ったりして遊んだ。
5時ごろにはホテルの部屋へ戻り、お風呂に入ってディナーに備える。

ノーチラス レストラン
今日の目玉はノーチラスレストラン(お店の紹介は↓)。6時半に予約しておいた。
クリントン元大統領夫妻も食事をしたレストランだけど、もしかしたら値段が高いだけで味はいまいちということもあるかもしれない。でもとにかく楽しみ。
それに明日は私たち夫婦の結婚記念日。明日は日本に帰国で祝う暇がないので、今夜はイブということでお祝いする予定なのだ♪

6時半ちょうどくらいにレストランへ到着。昨日歩いた暗い小道は、今日はまだ明るい。レストランは熱帯雨林に囲まれ、席はほとんど屋外にある。雨が降ったら大きいフードをかぶせてしまう仕組み。
さすがにまだ早い時間なので、お客さんがいない。だから子連れでもOKだったんだけどね(^0^ゞ

もちろん子供用のイスはないので、ウェイターがなあぽん用にクッションを持ってきてくれた。
アペタイザーに生牡蠣、エビのなんとか(写真左)、メインには食べて見たかったマッドクラブ(時価!)、パパはオージービーフステーキ(写真右)をチョイス。
料理を待っている間にだんだん日が暮れてきて、テーブルのキャンドルや脇にある燭台に火が灯される。他のお客さんもぼちぼち入りはじめた。

出てきた生牡蠣は抜群においしかった☆ ケアンズのシーフードレストランで食べた生牡蠣とは全然違う。久々においしいカキを食べたかも。よかった、高いだけじゃなかった。ほっ(^。^;) なあぽんも気に入ったようで、生のカキを2つもペロリと食べちゃった! これにはびっくり。
エビのほうは想像していたものとは違って、なにやら真っ白い衣につつまれたものが出てきた。どうやら春雨を巻いて揚げたもの?みたい。
メインのマッドクラブ(写真右)は出てきた瞬間度肝を抜かれた! でかい! 食べきれるかしら? 味付けはスパイシーでとてもおいしい。とにかく無心に食べる。照明がキャンドルの明かりだけでかなり暗く、カニを食べるには悪条件だということが判明。暗くて見えないよ〜(T.T) 原始に戻って手づかみでカニと格闘。パパにも手伝ってもらって何とか平らげた。おいしかった! でもパパのオージービーフは、神戸牛と同じ牛というウェイターの説明のわりには、味はいまいちだったらしい。

食事中、なあぽんは退屈してテーブルの周りをうろうろしたり奇声を上げたり。隣のテーブルはムードたっぷりのカップルで、女性が男性にフォークを運んで食べさせるシーンも。『早く帰れ、このうるさい子供と東洋人!』と内心は思っていたかもしれない。普通子連れなんていないからね、こんなムーディなレストランに。
早々に退散したいところをねばって私はデザートを注文。落ち着かない気分で食べたので、どんなデザートだったか覚えてない!A^_^; チョコケーキだったかなぁ・・・
結局ディナーが終わったのは8時半ごろ。その頃には満席状態。お食事中のみなさん、うるさくしてごめなさいねーm(_ _)m

ホテルに帰ってから、ビーチのほうまで散歩し星空を見上げる。パパがレストランで発見したさそり座を眺めた。日本だったら南天の低い空に見えるあのさそり座が、頭上のほうに見える。ということはこれより南側は未知の天空なのね♪ なんだかロマンチックな気分になりながら部屋に戻った。
お腹いっぱいで昨夜の残りのワインを飲む気にもなれず、NYテロ事件の追悼番組を見ながら就寝。
明日は日本に帰国。まだ帰りたくないよ〜


NAUTILUS RESTAURANT (アウトドア ダイニング)
クイーンズランド州でも有数のシーフードレストラン。開店は1953年という老舗。熱帯雨林に覆われたオープンエアのレストランで、キャンドルの明かりで食事するのはムード満点。子連れではなく、カップルとしてお食事したいレストランです。
17 Murphy St. Port Douglas, North Queensland 4871
Tel: (07)4099-5330

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